関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

レトロ門司」復興への道

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

■ 来歴
▼ 門司港レトロ地区の中核として
関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)は、北九州市門司区西海岸1丁目3番3号にあり、平成15年(2003年)4月26日、関門海峡を臨む門司港レトロ地区中核として、福岡県と北九州市により開設された屋内型観光施設(博物館)である。“人・歴史・ロマン”をコンセプトに、関門海峡にまつわる歴史や文化、自然に関する展示を行っている。鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、地上5階建て(敷地面積:約13,400 m²、延床面積:約9,900 m²)の建物である、その外観は、全面ガラス張りで、台形を逆さにしたようなユニークなデザインである。上階に向かうにつれて床面積が広がる陸上の巨船をイメージしている。

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)

▼ 館内施設
関門海峡の歴史、文化、自然を五感で感じられる博物館で、1〜2階には、かつての門司港に実在した大正ロマンの薫り漂う建築物や路面電車など、大正時代の街並みを復元した「海峡レトロ通り」があり、無料で楽しめる。2階から4階は、「海峡アトリウム」と呼ばれる吹き抜けの空間で、有料展示ゾーンではあるが、スロープを登りながら、中央にある円形スクリーンの映像で、関門海峡の歴史を音と光と映像で体感できる。揺らぐ光で、海峡の海底世界を演出している。この場所は、人気コミック『黒執事』の実写映画版(2014年公開)で高級クラブとして撮影された場所である。3階には「海峡歴史回廊」と呼ばれるゾーンがあり、源氏と平家の合戦「壇ノ浦の戦い」や宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」など、関門海峡で展開された歴史ドラマの印象的シーンを人形アートで再現している。日本やチェコなど国内外トップクラスの人形美術家によって作られた歴史絵巻である。4階には、対岸の下関、関門海峡を眼前に一望できる「リアルタイム関門海峡」があり、有料展示ゾーンではあるが、海に関する様々な展示の他、関門海峡の今の情報をキャッチできる。海峡の航行をリアルに体験できる「操船シミュレーション」が人気のコーナーである。また、2階から4階には、海中をイメージしたネット遊具で楽しめる「海峡こども広場」があり、子供連れに人気。地元の美味が味わえるレストランもある。屋上には、展望デッキがあり、関門橋を一望でき、行き交う船を間近で見ることができる。平成30年4月より、リニューアル工事のため約1年半休館した。
<資料:中学同窓・稲佐重正君提供>
<写真:中学同窓・田中文君撮影>
参考資料:1.ルネッサンスの知恵 第3号 門司港レトロヘの道すじ 財団法人北九州都市協会(平成14年2月)、2.北九州市新・新中期計画 北九州市(昭和55年4月)、3.ポート門司 21 北九州市職員研修所(昭和57年)ほか

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