有機スズ海洋汚染(のちの環境ホルモン)問題解決のために米国商務省標準局(NBS)ならびに米国海軍研究所より招聘される  |「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

有機スズ海洋汚染解決のための国際協力

有機スズ海洋汚染解決のために米国商務省標準局(NBS)、海軍研より招聘される

有機スズ海洋汚染(のちの環境ホルモン)解決のために米国商務省標準局(NBS)ならびに米国海軍研究所より招聘される  1985年5月(42歳)  1988年7−8月(46歳)

荒川泰昭

日本中が水銀、鉛、カドミウム、ヒ素などによる公害問題で苦悩している頃、先取りをして、これら物質に替わり将来問題を起こし得る物質は何かを検索し、水銀、鉛などに替わり工業界、農水産業界、食品業界等において最も頻用され、地球上に残存し得る(水、空気、光、温度などに安定な)物質として有機スズを取り上げ、研究を開始した。

有機スズは化学構造上、多種多様の生物活性を示すが、とくに亜鉛と拮抗して免疫系、脳神経系、内分泌系などあらゆる生命機能の応答に絡み、構造に応じて、有益な作用としては抗がん作用や抗炎症作用を、また有害作用としては一過性の免疫毒性、脳神経毒性、内分泌(ホルモン)毒性、生殖毒性などを持つことを見出した。

この有機スズの研究は、その後とくに抗がん剤の開発など有効利用の面と食器・食品包装紙汚染由来の食品汚染や船底塗料由来の海洋汚染など有害な面の功罪両面で発展し、世界が注目するところとなった。

例えば、研究を開始して3〜4年後、抗がん剤の開発など有効利用の面では、米国の国立がん研究所(NCI)や有機&無機にわたる元素の生物活性を探索する世界の化学者たちの興味の中心となり、多くの国際会議が発足し、毎年のように主要国で持ち回り開催されている。

また有害な面では、同様に研究開始3〜4年後、この研究が食品汚染や海洋汚染の問題発覚と共に、WHO特別委員会や米国商務省(NBS)や海軍研究所等の目に留まり、これら機関をはじめロックフェラー大学など全米の各大学から招聘、講演、研究指導、研究協力などを要請されるところとなる。

海洋汚染に関しては、これに端を発して、さらに、この研究が全米からヨーロッパへと波及し、多くの国際会議も発足し、海洋汚染など世界レベルの環境問題へと発展した。そして、この研究はその後10年以上を経過した後、さらに雌雄変換など生態系の攪乱問題へと発展し、現在の環境ホルモン(内分泌攪乱化学物質)問題として認識されるに至っている。
▼ 米国商務省標準局(NBS)ならびに米国海軍研究所からの招聘 
  (招待講演ならびに研究協力)


有機スズが持つ種々の生物活性の機序について解説し、有機スズ測定法を教授し、島津製作所のガスクロマトグラフ装置および高速液体クロマトグラフ装置を紹介、推薦する

米国・ワシントンDC

米国・ワシントンDC

ワシントンプラザホテル

ワシントンDC市街
ワシントンDC市街
ワシントンプラザホテル

米国商務省

米国商務省

米国商務省

米国商務省に対面

米国商務省
米国商務省に対面

米国商務省標準局NBS

米国商務省標準局NBS

米国商務省標準局NBS

米国商務省標準局NBS

米国商務省標準局(NBS)にて招待講演

ホワイトハウス

米財務省・ホワイトハウスの東に隣接

ホワイトハウス 大統領行政府
米国財務省・ホワイトハウスの東側に隣接

米財務省・庁舎はホワイトハウスの東側

ホワイトハウス構内 奥に米財務省庁舎

米国財務省 ワシントンDCの有名なランドマーク
(後ろにアレキサンダー・ハミルトン像)
ホワイトハウス構内 奥に米国財務省庁舎

米財務省アレキサンダー・ハミルトン像の横で

ワシントン記念塔

リンカーン記念館

米国財務省前・米国建国の父:アレキサンダー・ハミルトン像の横で
ワシントン記念塔(Washington Monument、ワシントンモニュメント)
リンカーン記念館

ホワイトハウス区域の構成

ホワイトハウス区域の構成

 広大な庭「ザ・エリプス」越しの景観

リンカーン記念館

米国立歴史博物館 

ホワイトハウス北側前庭越しの景観 (ペンシルバニア通りより)
リンカーン記念館
米国立歴史博物館

ホワイトハウス北側前庭・ラファイエット公園・アンドリュー・ジャクソン像

ホワイトハウス北側前庭・ラファイエット公園・アンドリュー・ジャクソン像

ホワイトハウス北側前庭・ラファイエット公園・第7代アメリカ合衆国大統領アンドリュー・ジャクソンの騎馬像

ファースト ディビジョン モニュメント

トーマス ジェファソン記念館

ファースト ディビジョン モニュメント
トーマス ジェファソン記念館

アーリントン国立墓地

庭園「ザ・エリプス」、ワシントン記念塔、商務省

アーリントン国立墓地
左上:ホワイトハウス、右上(白い屋根):財務省、左中:庭園「ザ・エリプス」、右中(赤い屋根):商務省、左下:ナショナル・モール:ワシントン記念塔あり

「生命と微量元素」講座

ロックフェラー大学(米国・ニューヨーク)にて招聘講演  1985年

ロックフェラー大学(米国)にて招聘講演   1985年5月(42歳)

荒川泰昭

▼ ロックフェラー大学 (米国・ニュ―ヨーク)

ニューヨーク

ニューヨーク

ニューヨーク

自由の女神:修復中
自由の女神:修復中
ハドソン河 

ニューヨーク

ニューヨーク

ニューヨーク

ハドソン河 
エンパイアステートビル
エンパイアステートビル

ニューヨーク

ニューヨーク

ニューヨーク

ニューヨークビル街
ヤンキースタジアム
ヤンキースタジアム

ロックフェラー大学

ロックフェラー大学(ニューヨーク)

ロックフェラー大学

ロックフェラー大学

ファウンダーズ・ホール

ロックフェラー大学メデイカルスタッフらと

ロックフェラー大学・メデイカル分野のスタッフと

ファウンダーズ・ホール

ファウンダーズ・ホール

ファウンダーズ・ホール

ファウンダーズ・ホール

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