コデマリ(小手毬)や枝撓むほど花を付け −咲くほどに枝垂りて揺らぐ小手毬の花−|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

コデマリ(小手毬)や枝撓むほど花を付け

咲くほどに枝垂りて揺らぐ小手毬の花  2019年4月29日

コデマリ小手毬、学名:Spiraea cantoniensis)は、バラ科シモツケ属の落葉低木で、高さは1.5〜2mになる。別名、スズカケ。シモツケ属には、シモツケやユキヤナギなど、小型で丈夫な育てやすい観賞価値の高い花木が含まれ、北半球の温帯に100種ほどが分布する。コデマリは、中国(中南部)原産の帰化植物で、日本では江戸時代初期より観賞用に栽培されてきた花木である。特徴としては、主幹のない高さ2mほどの株立ちで、枝は細く、先が枝垂れる。葉は互生し、葉先は鋭頭で、形はひし状狭卵形になる。赤褐色の新梢が伸びたあと、四月下旬頃、枝に白色五弁の小花を、まり状にびっしりと群団で咲 かせる。すなわち、この群団は、細い枝や葉が見えなくなるほど、1cmに満たない白い小花が20以上も集まって3cmほどの小さな丸い花序(花の集まり)を形成する。この花の集まりが、小さな手毬のように見えることから、コデマリ小手毬)の名が付いた。
長く弓なりに伸びた細い枝に、多数の白く毬のような花を撓わに咲かせ、まるで花の重みで枝が撓んでいるかのように枝垂れる姿はとても可憐である。また、コデマリは秋の紅葉も美しい花木である。花言葉は, 優雅 上品 友情 品位 努力 気立ての良い など。
ちなみに、大手毬(おおでまり)は、スイカズラ科カマズミ属の落葉性低木で、原産地は日本、台湾、中国。小手毬や紫陽花と似ているが、小手毬よりも大きく、丁度コンビニで売っている肉まん程の大きさで、全く異なる種類の植物である。開花時期は4月中旬から6月上旬で紫陽花よりも1ヶ月ほど早く開花する。別名に「てまりばな(繍毬花・手毬花)」があり、英名は「スノーボール」という。

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

コデマリ

アジサイの株間で、コデマリ(小手毬)がアジサイよりひと月早く咲く

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