庭に楚々と咲く紫蘭の花 −知らぬ間の飛来や紫蘭楚々と咲く−|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

庭に楚々と咲く紫蘭の花

知らぬ間の飛来や紫蘭楚々と咲く  2018年5月

■ 暫し見ぬ庭に紫蘭の花が楚々と咲いている! 2018年5月2日〜
シラン(紫蘭):
英語:Urn orchid、 学名:Bletilla striata、和名/漢字:紫蘭、別名:ベニラン(紅蘭)、シケイ(紫宦j、白笈(はくきゅう)、科属名:ラン科シラン属、原産地:日本、台湾、中国、季節:夏の季節、開花時期は5月、耐寒性:やや弱い、耐暑性:強い。

高さ30〜70cmの多年草。春に地下に連ねた玉葱状の鱗茎(偽球茎)からササのような葉茎を伸ばし、先端に赤紫色の可憐な花を下から連なるように総状に咲かせる。葉は、最も新しい偽球茎から根出状に3枚から5枚程度出て、幅の広い長楕円形で、薄いが堅く、表面にはたくさんの縦筋が並んでいる。晩秋には葉を落とし休眠。結実するとタネを飛ばし、気づかぬうちに庭のあちらこちらから小苗が発芽していることがある。古くから植栽植物として親しまれているため、こぼれダネでふえたものも多く、未だに野生種か植栽かの区別がつかず正確な分布は不明瞭であるが、野生種準絶滅危惧種に認定されている。偽球茎は白及根(はくきゅうこん)と呼ばれ、漢方薬として止血や痛み止め、慢性胃炎に用いられる。

最近では、色や形状を変化させたものが検討され、またタネからも殖やしやすいため、新種の花づくりが各地で盛んである。花色は紫紅色、ピンク色。ほかに、観賞用として、花の色が白色のもの、斑入りのもの、淡色花、花弁が唇弁化した「三蝶咲き」などがある。花言葉:「あなたを忘れない」、「お互い忘れないように」、「変わらぬ愛」、「薄れゆく愛」。また、紫蘭の花は全開に開くことは珍しく、控えめに半開きで下を向くことが多く、その花姿は、女性が慎ましやかにうつむく様子を連想させ、「上品で美しい」という意味から「美しい姿」という花言葉もある。 ランorchid全般の花言葉は、「美しい淑女」「優雅」。

蘭は古くから可憐で高貴なイメージのある花で、上流階級の間で愛された花であるが、男性の精力剤にも使われていたようで、英語でorchidと書くが、語源は男性器に纏わるもの、西洋医学では「睾丸」や「精巣」を指す。

ギリシャ神話の中で、アポロンの過失事故によって死んだヒュアキントスの流した血が花になったという切ない話が由来で、後にヒアシンスという名前がつけられるようになり、「ヒヤシンス・オーキッド Hyacinth orchid」とも呼ばれている。

紫蘭の花咲く

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