ハコネウツギ(箱根空木)の花が咲く −衣替えハコネウツギも紅混じる−−夏太りウツギの知恵に学ばなむ−|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

ハコネウツギ(箱根空木)の花が咲く

衣替えハコネウツギも紅混じる  2015年5月14日

ハコネウツギ(箱根空木)の花開く

ハコネウツギ(箱根空木)の花開く

ハコネウツギ(箱根空木)の花開く

夏太りウツギの知恵に学ばなむ  2015年5月

ハコネウツギ ハコネウツギ(箱根空木)とはスイカズラ科の植物の1種で、日本固有種。北海道南部から九州にかけての日本各地の海岸近くの斜面に自生する落葉低木であるが、庭園樹として植栽されることもある。学名はWeigela coraeensis(シノニムはW. amabilis)。花(木)名に箱根がつくが箱根にはわずかしか自生しておらず、箱根に自生し花色が変わるウツギ(アジサイ科)の仲間(ニシキウツギ:二色空木)と誤認されたものと思われる。

ウツギの名は、枝の中心が空洞(中空の枝)である特徴から、「空ろな木=空木」と名がつけられたとされている。また、旧暦の4月(卯月)に咲くことから、卯木(うのき)と呼ばれるようになったという説もある。中空の枝をもつ植物は、神との絆が強く、神聖なものとされた。中空な枝は、少ない材料で枝をつくるための知恵だといわれている。枝を中空にすることによって、枝を軽くし、自身を支えるエネルギーを減らし、根から吸い上げた水や、葉でつくった栄養をできるだけ枝の伸長や花に集中させることができる。すなわち、自身の体重を軽くすることにより、自身を支えるための余分なエネルギーを削減することができる。

花期は晩春から初夏(5〜6月頃)で、先が五つに裂けた漏斗状の花を咲かせる。花の色は、白から薄いピンク、そして紅色へと変化する。花冠のつけ根には棍棒状の蜜腺がある。 萼片は5枚である。葉の特徴は楕円形で、向かい合って生える。 葉の先は尾状に尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

6月12日の誕生花で、花言葉は「移り気」。花色が咲き始めの白からピンク、紅色へと次第に色変わりし、一枝に清楚な白、恋のピンク、情熱の赤の三色の花が入り混じって咲くことからつけられた。

この花の属名であるWeigela はドイツの科学者「ウェイゲル(Weigel)」の名からきており、 種小名の coraeensis は「高麗(朝鮮)の」という意味で、日本と間違ったものと思われる。

ハコネウツギ(箱根空木)の花開く

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