満開のヤマボウシ 梅雨近し −山法師雨の匂いの風立ちぬ−|「生命と微量元素」講座<荒川泰昭>

「生命と微量元素」講座

満開のヤマボウシ 梅雨近し

山法師雨の匂いの風立ちぬ  2016年6月〜

▼ 山法師(ヤマボウシ)
■ 山法師: 学名:Cornus hongkongensis  ミズキ科ミズキ属の中低木、栽培適地:関東地方以南、樹高:3〜5m、開花期:5月末〜6月始

■ 山法師の花: ヤマボウシノハナ(yamaboushinohana
本州、四国、九州の山地に生える。樹皮は赤褐色の鱗状。直立した幹から枝を分ける。葉は短い柄をもつ広楕円形で対生し、秋には紅葉する。初夏のころ(五、六月ごろ)から、枝上に花水木(アメリカ山法師)と良く似た小さな花を咲かせる。白色四片の総苞を花びらのようにひろげ、その芯に緑黄色の細かい頭上花をつける。すなわち、4片の花びらに見えるのは苞片で、中心にある緑黄色の球形のものが本物の花。秋には赤い実が熟す。庭木や街路樹としても植えられる。

山帽子(ヤマボウシ) の名も趣深い。花姿を坊主頭と頭巾に見立ててこの名があるという。また枝一面に白い花を上向きに咲かせるため、緑の深い山中ではそこだけ雪をかぶっているように見える。ハナミズキとよく似るが、ヤマボウシの方は花の先端が尖っていることで区別できる。秋に紅葉し、秋に赤く熟す実をつける。果実は甘く食用になり、クワの果実に似ているため山桑(ヤマグワ)ともよばれる。中国名は「四照花」、枝いっぱいに花が咲いたときの、四方を照らす様子を表現。材は丈夫で、下駄、櫛、農具の柄などに利用される。

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花が咲きいよいよ梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

山法師の花咲きて梅雨到来

四方照らす枝一面の白き花

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